久々に再開する気分となった、

おっさんのバリ紀行。
実は、vol.28以上書くとあまりにも下世話な話しかなくて…

下世話な内容は、皆様と言ってもあまり読者はいないとは思うのですが、読んで頂いて笑えることは笑えるでしょうが、私の人格を保持する自信がなくて…


ところが、昔の写真(バリで撮った)が事務所の机の引き出し奥から出現、

「あ~、まだまだネタあるわ」と思い出した次第であります。
取引先の家の外構&庭を造る会社の社長に、

「うちの若いの、インドネシア連れて行ってやってくれ。石のデザイン考えさせてオーダーしたいんや」と相談が。
毎月コンテナ1本、PALIMANANというインドネシアの石を買ってくれている会社です。

もちろんOK!!

Rという、チャラ男です。前々から良く知っています。
チャラ男、デザインは得意です。もちろん本職ですので、得意という言い方が正しいのかどうか…

とにかくチャラ男、ちょっとバカ


渡バリの日程が決まったその日、1本の

電話が。

「たかちゃん、私!ちょっと聞いて~や~」
私のことをたかちゃんなどと呼ぶのはただ一人、昔から知り合いのバツイチ女。
こいつのしゃべり、

尋常じゃありません。3時間、全く途切れずにしゃべることが出来ます。
内容はありません。自分の言いたいことだけ。

「たかちゃん、実はな、私会社辞めてん。でな、ネットで子供服売るねん。どこにも売ってない子供服、売りたいねん。バリの子供服、買ってきて」

「アホか?なんでお前のヘルプせなあかんねん?仕入れたかったらバリ行けや!」

「へ~、連れて行ってくれるん?ほな、行くわ」
これですわ、これ。男は皆、自分の為には動いてくれると。

金も出してくれると。
そりゃ、旦那逃げるわ


「ボケ!自分で金出していけ!」

「たかちゃん、今度いつバリ行くん?なあって」

「関係ないやろ、お前には。来週行くけど、金曜日」

「へぇ~、来週金曜日なあ。ふ~ん」
なんか嫌~な感じ…

2日後、

「たかちゃん、取れた!エアーチケット」

「な、なんや?何のや?」

「バリ!来週金曜日発。

JAL715便」

「え~っ!ほんまか?お前が自分で金だして?うそやろ???」

「何言うてんの、別れる時、元旦那の家が慰謝料言うて

300万くれたんや。だから、もとではあるねん」
訳が分からないうちに、

チャラ男と

バツイチ女を連れてバリに行くこととなってます。

チャラ男当時25歳、

バツイチ女34歳。
行きの

飛行機の中、バツイチ女のしゃべり爆発、しかしチャラ男、苦にすることもなく対応。
バカなだけではなかったチャラ男。うるさい女、扱えました。
私、席移動。

ビール、ワインを頂き、柿の種を食べながらゆっくり睡眠。
バリ到着。バツイチ女

7時間しゃべりっぱなし。横にいたチャラ男、

それでも平気です。
バツイチ女をとにかくホテルに放り込みます。
ホテル・ラーマヤナ。安いツアーによく使われる、

中級ホテル。
クタの真ん中にあるので、

交通は便利です。
ホテル到着10分前…

【ドッシャー!ドッカンバリバリ!】
スコールです、

強烈気味の。
見る見る間に道路が川と化していきます。下水も溢れ、クサクサ大魔王の降臨です。
どうにかホテルのロビーにたどり着きましたが、ラーマヤナ、コテージタイプの部屋です。
ロビーから部屋に行く道中が川となって行けません。
バツイチ女のしゃべりに雨の神様が

怒ったのでしょう。

「たかちゃん、ロビーに

荷物預けてごはん行こうや。腹減ったわ~」
バツイチ女、全くこたえていません。それどころか、顔がワクワクしています。

「外国やわ~、こんなん、日本じゃ体験できへん。ええわ~」

「ねえさん、僕もそう思いましてん。よろしいねえ」
バツイチ&チャラ男、感性感覚、そっくりでした。
さあ、明日から大変だ。
最悪捨てよう、こいつら。
